二胡 ヴァイオリン 違いの話
先日行われた、
東広島市にある、
サタケメモリアルホールでの,リテラスプリングコンサートにて、
二胡を演奏した際、
司会の方から、質問コーナーというものがもうけられており、
その時、
『二胡とヴァイオリンの、根本的な違いというのは,何ですか。』
と言う,質問を受けました。
実は、
この質問コーナー、
当日のリハーサル後、事前に楽屋で、
どのような質問をされるか、
という事を
司会の方からお話があり、
伺っていたもので、
そのときは、
二胡とヴァイオリンの違いについて、
弾き方から始まって、
弓の使い方や、指板の有無についてを、
さらっと話す予定でした。
しかしながら、
本番,この質問を前に、
私は詰まってしまいました。
というのも、
本番,司会の方は
恐らく、緊張のあまり(ちなみに,司会の方は、司会を本業とされているわけでは全くなく、広島大学の留学生の方でした。)
『根本的に』
という、事前の話し合いには、無かった言葉を使われました。
この、
根本的、
という言葉を入れてしまうと、
私の中では,
二胡もヴァイオリンもあまり変わらない。。。。
となってしまったわけです。笑
ヴァイオリンは、イタリアで生まれたと思っている人が多いですが、
もっともっと、古くをたどると、
もとは
中近東の辺りの擦弦楽器から派生しているのではないかと言われています。
ですから、どの擦弦楽器も、
ルーツをたどれば
おおもと は一緒ではないか,というのが
私の考えなので、
根本的に、
と言われて、悩んでしまったわけです。
結局、
実に良く似ているのですが、
と,前置きをしてから
弓の使い方等に少し触れた気がします。(もう,あまり良く覚えてませんが,,,笑)
日本語って難しいですね。
ちなみに、その司会の方は
生まれてすぐに,日本に来て住んでいるという、
イタリア人の留学生の方で、
イタリアの方というところに,
なんだか繋がりを感じてしまった私でした。笑
今日の話は、まとまりなく、
結局日本語の難しさについて、
みたいになっちゃいましたね、、、。
また、細かく弓の使いについても
お話ししたいと思います。