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音の配列について ヴァイオリン、二胡

さて、今日は,もう寝たいんですが
今日、レッスンで気になったことがあったので、
書き留めておきたいと思います。
フレットレス楽器において、
音程を正しくとる、
ということは、大変 重要なことだと思います。
時に、
音階というものは、
半音と,全音で構成されており、
音の配列が全て決まっています。
長調のときは、全、全、半、全、全、全、半
短調のときは,全、半、全、全、半、全、全
で、おおざっぱに言うと、
半音の時には、運指は指同士が、くっつき、
全音のときは,離れる(広がる)、
という運指の配列になります。
つまり,どこの音から,始まったとしても、
指の,くっ付く,離れる
という関係の、配列は変わらない、
ということになります。
この、全音、半音の解釈が
あるのと,無いのでは,
音程をとるための、運指の意識の仕方が、
大きく変わるのではないかと,思いました.
例えば,二胡で言えば、
二胡に出てくる調は、
長調オンリーです。
D、G、C、F,B♭、A、E、E♭。
どれも、長音階です。
とすると、
臨時記号が出て来ない限りは、
必ず、第3音と4音目、第7音と8音目、
つまり,全ての調の、3と4、7とその次の1の音の時は,
その音を押さえる指同士は
くっ付くという運指になる、
ということです。
音の幅を
表す、短、調、減、増音程も、
全て、半音、全音が積み重なって出来たものです。
運指の幅は、高いポジションになればなるほど
狭くなるので、一定ではありませんが、
半音と全音の感覚をある程度つかみ,理解しておくと、
正確な運指に 役立つのでは,と思いました。