リズム ヴァイオリン,二胡
先ほど,リハーサルから帰宅しました。
このところ,毎晩深夜までリハーサルが在る状態が続いており、
帰宅後,意識のないまま就寝、
翌朝,飛び起きて今日は、何がある日だったか?と、
寝ぼけつつ、頭をフル回転、、、
という日が、増えており、
次第に、自分でマネージメント出来る
仕事量のキャパを越えつつ在るのではないかと
自問するとともに、
己のキャパの狭さを嘆く日々です。泣
月に1日くらいは、何も仕事のない日をつくりたいとは、思うのですが、、、、これがなかなか、、、、
そんな中,私の野菜好きを知って、
お家でとれた自家製のお野菜を下さる生徒さんや、
美味しいから、と知り合いの農家さんからの野菜を下さる生徒さんや、
実家から送ってきました、と果物を下さる生徒さんや、
既に調理済みのお惣菜を下さる生徒さんまで、
本当に、皆さんにお気遣いいただき、
その上どれも、美味しくて有り難く、
疲れた体に、美味しくやさしく。
ありがとうございます。と、いつも生徒さんたちに感謝です。
私は、普段家で、肉魚類をほとんど、調理して食べないため、
野菜たちが、私の体の50%くらいは占めているんじゃないかと思います.笑
(ちなみに、残りの50%は、おやつで出来ています!)
まあ、仕事柄、外食も多いため、
量的には普通に、肉魚類も摂取していると思いますが、、、、
何にしろ、野菜はもちろんのこと、
そのお心が
本当に、私の元気の源。
です。
さて、私が、
生徒さんたちに養っていただいている話は、このくらいにして、苦笑
先日,演歌のレコーディングが在りました。
演歌に、二胡。
という、組み合わせが、新鮮、且つ相性的にも、良い、
ということで、近年ちょこちょこと、
演歌関係のお仕事を頂きますが、
この、演歌というジャンルは、
実に不思議なジャンルだと、いつも思います。
ポップスでも、ジャズでも、クラシックでも、民謡でもない、
日本独特の、ジャンルですよね.
演歌の、醍醐味(?)は、
あの、こぶしの、効いた感じと、独特の重さ、
に在ると思います。
一概に、リズム、といっても、
リズムには、多様な感じ方が在ります。
例えば、サンバなどは、快活で早い感じですし、
ジャズは、3連が中心ですし、
クラシックは,リズムが在るのかないのか分からない,曖昧さが在りますし、
ポップスは、割とオンタイムです。
そうして、演歌は、、、
というと、
レコーディングで、プロデューサーさんに
必ず言われるのが、
『アフター気味に』
ということです。
これは、なるべく、リズムをもたらせて、
遅れ気味に,奏する、
ということで、
とかく,演歌の様に,重いリズムですと、
リズムを,アフター気味に取った方が、
リズムもきまりますし,かっこいいわけです。
もちろん、
リズムが,遅れる訳では在りません。
自分で,カウントする,リズムは,オンタイム
の上で、出音をもたり気味にする、
と言えば,分かりやすいでしょうか。
演奏家は,皆多かれ少なかれ、
皆,この方法で、
曲の感じを、リズム的につけています。
そうやって、
実際の、拍感より、出音を
微妙に,早めたり、遅めたり,とずらすことで、
サンバは,サンバらしく、
ボサノバは,ボサノバらしく、
バラードは,バラードらしく,
クラシックはクラシックらしく、
演歌は,演歌らしく、
なるわけです。
二胡や、ヴァイオリンは
発声ポイントが、遅めな上、
出音が、擦弦のため、はっきりしないことにより、
リズミックな曲に対してのアプローチが、難しい楽器だと、私は思います。
だからこそ、
普段から、私は
その点を考慮した、弓使いや、フィンガリングを
意識的に気をつけるように、しています。
リズムが、演奏の一部として
理解出来る様になると、
また、違った世界が広がり、
楽しみも倍増することを、知ったのも
リズムを意識する様になってからです。
ですから、生徒さんにも、
とりあえず、音が取れる様になってから。
なんて事は言わないで、
最初から、出来るだけリズムと一緒に
曲を捉えるよう指導しています。
おまけ
生徒さんたちに、頂いた野菜より.
スナップエンドウと、空豆。
本当に、美味しかったです。