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レッスン ヴァイオリン、二胡

ご無沙汰しております。
先週は、怒濤の演奏ウィークでした。
出身小学校での演奏や、
永く心待ちにしていた、アイルランド協会での演奏や、
グリーンアリーナでの大舞台での演奏、
自バンドの新しい試みライブなど、まこと盛りだくさんでした。
どれも、実に充実した演奏でした。
さて、
久々の、レッスンブログですが、
今日は、弓の支え方?についてのブログです。
先日、レッスンで弓を支える手首の脱力についての話をしたところ、
それ以降,異常に手首をくねくねさせながら、弓を使うため、
レッスンで注意を促す運びとなったわけですが、
良く、手首の脱力について言及すると、
手首を必要以上に振る動きをつける方が、おられますね。
実際、プロ、といって活動されておられる方の中にも、
異常な手首の動きをされる方も、おられる気がします。苦笑
が、これは残念ながらNGですね。
手首が脱力され、柔軟に動く事と、
手首を必要以上に振ることは、イコールでは、ありませんね。
手首の必要以上の振りは
手首の無駄な動きを助長させると共に,
音に変なアクセントをつける事になりかねませんし、
手首におかしな癖がつく、ということにもなります。
一見、美しく動いているかの様に、見えますが、
もし、実際のところ、手首に
力を入れて動かしている場合などは、本末転倒、という事になります。
現に、私も昔、手首を大げさに振らぬ様に、と、きつくレッスンで注意された記憶が在ります。
それは、
あくまでも、柔らかくなった手首が、弓に沿って動くための、動きであって、
手首を振る事を念頭に置きすぎた状態で音を出すと、
出音にムラが生じたり、音の繋がりが削がれたりし易くなる気がします。
弓を支える手自体も同様に、
握りしめたり、丸まりすぎたりせず、
指先で、弓を支え、
二胡の弓に関しては、
物を取る時と同じような、手の動き、
を意識する事が大事です。
まあ、物を取る、といっても、
弓の使い方自体が、
物を取る、という行動からは、大きく逸脱してますから、苦笑
何とも、難しいたとえな気がしますが、、、、
私も、最初、手首の動き、関節の動きについては、
幼い時分、見よう見まねでやっていたような気もしますが、苦笑
大事な事は、弓の動きを常に主体に考え、それに手が沿う事だなあ、
と思います。
今日は、レッスンが珍しく早く終わったので、
今から、夜のリハーサルまで、
久々に、まともに食事を作ろうと思います。
そんな訳で、皆さん寒くなりましたから、風邪にはお気をつけて!