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 2014年8月6日 祈り部ピースライブPRAY’14  終了

 
今年も、ヒロシマの86が、過ぎ行きました。
朝、今年はナベと、とあさん、それから、ジェイソンと
前日の86前夜コンサートでお世話になった、カメラマンの方々と一緒に
黙祷へ。
記念式典が開催されている辺りまで行って、黙祷.
今年は、雨.
私が、86の朝、平和公園へ行くようになって、初めての事でした.
黙祷の瞬間は、いつもヒロシマはとても静かで、
その静けさは、人々の想いの上にある静けさで、
私は心を、空っぽにして祈りながら、
そうして、
今年は、雨の音だけが静かに時間とともに流れていきました。
その後、原爆ドームへ行って手を合わせてから、
いつもなら、ナベとモーニングでも食べてからかえるのですが、
今年は、祈り部、会場に朝の9時半に、集合。
という事で、早々に帰宅.
その後私は灯籠を作って、
手描きで書いたご挨拶の紙をお客様分、コピーして
折り鶴を折ってもらうための、折り紙を買って、
結局11時過ぎに向かいました。
 


今年は、私たちの他に、
このコンサートをつくり上げるため、尽力くださったメンバーが たくさんいました。
ゲストのアコーディオン原田さん、
映像のカフェさん、
照明の保田くん、
そうして、音響の政夫さん.
本当に、みんなのチームワークで、成り立ったコンサートでした。
 
 いつも、お弁当を作って下さる方から、
頂きました。
演奏前の、最高のお弁当!
温かい、ノリスープ.
皆喜んでおり、本当に美味しかったです。
ありがとうございました。
今年のお客様は、80〜90名.
平日にも関わらず、たくさんの方々が、いらして下さいました。
私は演奏中に、何度も泣きそうになったり、泣いたりしてしまったけれど、
いろんな事を感じつつのライブでした。
今年のライブは、本当に、良いものになったと思います。
バンドの活動中止の中、86のライブをやるか、やらないか、悩んで出した、結果でしたが、
出来て良かった.と思いました。
ご来場いただいた、皆様、
繋がって下さった皆様、ありがとうございました。
私たちが、創り上げたいものは、
恐らく、まだまだ、理想には遠い事も、たくさんありますが、
それでも、その私たちの想いを汲み取り、
近づけて下さったライブメンバーの皆様と、
私たちと一緒に過ごそうと、いらして下さったお客様のお陰で、
心に刻む86のライブが出来た事、心から感謝致します。
9年間、続けてきた事、
大切な積み重ねなんだと、
そう、感じました。
他県から演奏を聴きにいらして下さった方が、
演奏後に、
他県へいると、8月6日が、何の日なのか、知らない人も、たくさんいて、
だから、私は自分がヒロシマの出身だという事を
忘れない、
というような事を、話して下さいました。
そういう、人の想いを聴けたり、感じれたりする事もまた、
私たちの、宝だと思いました。
中学生の時に、夏休み、
平和公園で、海外から平和公園へ来た人々に、
話しかけ、感想を書いてもらう、という行動を続けていた事があります。
私のつたない英会話のせいで、
たまに、とんちんかんな感想を下さる方もおられましたが、苦笑
私は、たくさんの人が、
一瞬でも、ヒロシマについて、平和について、それを世界に繋げて、
考え、書く事が、
とても嬉しかった.
そういう事を、自分の中で
積み重ね、繋げ紡いだ形が、
祈り部というバンドであり、
86ピースライブであったりする訳で、
また、
そういう自分の思想を、感情を、表現を、
お互い共に、重ねれる、バンドメンバーにも、
感謝の思いです。

最後まで ご一緒して下さった
原田さん、保田くん、カフェさん、政夫さん、柳さん、カインさん、ひーさん、
ありがとうございました。

 
戦後69年。
ヒロシマから、世界へ向けて.
変わっていく事、変わらないこと.
たくさんの中で、
忘れてはならないものを、忘れぬ努力を、
今を生きる、
私たちが、
重ねて行きたい。
変わらぬ想いを.              2014.8.7 タケウチフミノ