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ヴァイオリン 二胡 練習方法

擦弦楽器の、難しさは一度やったことのある人であれば、
少なからず分かると思いますが、
本当に,難しい!笑
まず,きれいに音を出すだけでも大変。
音程を正しく出すのも大変。
右手と左手が,全く違う,かつ複雑な動きをするので大変。
楽器を構えるフォームが難しくて大変。
と、基本的なことなのに,
困難が揃った楽器となっております。笑
ですから、
そういった、基本的でなおかつ難しい部分への
意識のウエイトは,大きくなるのが常ですが、
しかしながら、
そのウエイトが大きければ大きいほど、
強弱や,音質などの、
音楽表現に回すことの出来る意識というのは、薄くなります。
基本動作が,向上しなければ
根本的な上達はなかなか計れない気がしますが、
かといって,例えばレッスンで
私が,基本動作から,音楽表現から、
気になる点を一から十まで
つぶさにチェックしてそれを伝えたとすれば、
恐らく生徒さんはパニックになるでしょう。苦笑
練習するときも、
同じです。
自分でチュックしながら,
全部を同時進行で出来れば
一番好ましいわけですが、
それは、難しいですね。
出来ない!
と、パニックになってしまいます。
そういう時には,課題をシンプルにします。
出来ないことの,ある一つだけを取って、
それは,ボーイングだったり,音程だったり、運指だったり、音色だったり、強弱,弓のタッチ,フォーム、難しいフレーズ、、、など、様々ですが、
その中の,
一番自分が出来ない要素となっていると思われるものを、
探し出して、その部分だけを反復します。
それが、出来るようになったら、
それに,また別の出来ない何かを足していく,
という風にして、
出来ない,難しい部分をほぐして、練習します。
難しい部分
というのは、たいていの場合,
出来ない要素が,幾重にも重なって成り立っている場合が多いですから、
そこを、自分で,発見したり,細かく砕いて考えたりするのも,
自分のウィークポイントを細かく知る大事なプロセスだと思います。