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弾き方 二胡、ヴァイオリン

久々のアップとなります。
皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
こちとら、
6月から、結成して13年になろうかという、自身のユニットの
セカンドアルバムのレコーディングが始まっており、
まさに忙殺の日々。
深夜に日帰り(なぜ深夜?そして日帰り?もはや,意味不明、、、)で,大阪に打ち合わせにいったり、
メンバーとのリハ、
曲構成の確認や,ゲストメンバーとの日程確認、
レコーディングエンジニアさんとの詳細確認、打ち合わせ、
そして,レコーディング、
毎日、
寝る間も惜しんで生きてます。笑
でもあれですね、
CDとして音を残す,となると,
本当に大変ですね。
そのユニットは、生のライブ感を大事にしているグループなので、
CDとして残すとなると、
非常に,色々な点を,考慮、変更せねばならぬので、
大仕事です。
先日のレコーディングは、1曲に対し,
14時からとり始め、
25時に終了。
いつもやり慣れている1曲のはずが、
音を残す、となると、
メンバーの意思が疎通せず、苦しいテイクが続いたため,
のべ11時間もかかりました、、、、。
そんな日々ですが,
楽しんでがんばっております。
さて、私の近況報告はこのくらいにして、苦笑
先日のレッスンでのこと。
軽快に流れる曲を弾いているのに,なかなかうまくいかないと感じる生徒さん。
これは、
弓使いの話となりますが、
曲の持っている感じ、曲調に応じた
ニュアンスを表現することが出来れば、
曲を弾くことが,もっと楽しくなりますね。
例えば,軽やかな曲があるとします。
そういう時に,弾いてみるのだけど、
何か,重い感じに聞こえたり、
確かにそのように弾いてしまっている時がありませんか。
これは、譜面をがっつり見ながら弾く方に
多いことですが、
そういう時は、例えばですが
スラーのついた、2音の羅列がある場合、
大抵、2音目の音に対し弓の使用量を増やして弾いています。
譜面書いてある1音目を弾いて、
安心して次の2音目を、弾ききる。
そうすることで、次のボーイングについてを考えるということへ,思考が移行することも相まって、なお2音目に力が入ったりして,,,,
視覚的に考えると、
確かにそうなり易い気がします。
しかしながら,軽やかな曲は、
フレーズの語尾を重くしない,ということが、必要です。
ですから、2音目が1音目より出しゃばると、
差が出来て,重く聴こえてしまう確率が,増します。
フレーズには,色々なラインがあって、
それを表現していくことが、
曲を弾く時には欠かせないように思います。
どんなフレーズでも、
そのフレーズの持つ特質というものがあって,
それを弾いてみることで,
自分でこんな感じ、
というイメージを持って、
それから、それを音に出来れば良いわけです。
そのフレーズが、
何だか,重く聞こえる、
という場合には,大抵が
そのフレーズの最後の音を前の音よりも
大きく,たくさん弾いてしまっている、
と言う点に注意して弾いてみると、
また,違って聞こえるかもしれません。
フレーズの感じを、変えるのは、こうした
誰にでも予測出来そうな,ちょっとした変化です。
それを、
自分で発見出来ると、
後は,芋づる式に、いろんなことが見えてくるのではないかと思います。
私が,昔師匠に
「当たり前と思っていることを、
当たり前と感じず、掘り下げてなお,考える。」
といわれた言葉は、
今でも,レッスンや,自分の演奏を通して、
生きていると思っています。
さて、
そろそろ、練習に戻ってから
リハーサルに行ってきます。
今日は、明日のお寺での演奏の,リハと
今週末の県病院での演奏のためのリハと、
レッスン。
後、今後の演奏打ち合わせ。
4本だて。
天気も良いので、良い一日にしたいと思います。
皆様も,素敵な一日となりますよう。