日々のレッスン ヴァイオリン,二胡
あっという間に,7月になりました.
ツアーから,帰って、
日常との,切り替えがなかなか出来ず,
雨模様も相まって、
何となく,日々が過ぎ行くのを、
眺めているような,4日間ですが、
まあ,こんな日も少しはあっていいかな.
と思っています。
今日は,完璧なオフの日だったので、
朝から,たまった雑務をこなし、
ツアーでお世話になった方々へお礼状を送り、
部屋を片付け、
練習をしつつ,,,,
その途中で、
近所の花屋さん寄って、
観葉植物を,購入しました。
ちなみに、
かなり,大きい植物です。苦笑
私は,我が家をジャングル的にするのが、
夢なので、笑
なかなか、夢に近づく,ピッタリの買い物をしたな。
と,思いましたが,
問題は,私との共存で,どのくらい、生き延びてくれるか.
ということです。
深刻な問題ですが、
数々の植物と、共存を断念した私にとっては,
今回の,ゴムの木の仲間(花屋さんから,その様に説明を受けました,,,,苦笑)
の引き取りは、
3年前くらいに,見事、枯らしてしまった、
クワズイモ
以来の、大きな共存となります。
つい先月くらいに、
小さな、キウイの盆栽を、引き取ったのですが、
たった3日ほどで、
あっという間に、枯らしてしまい、、、
それで、逆に吹っ切れて、苦笑
随分、長い間、行ってなかった、その花屋さんへ、行った訳ですが、
そのように、友人に話すと、
いや、ただ、疲れてるだけじゃない?
といわれ、なるほど、疲れて緑が恋しくなる、という、
それもあるかもな。
と、妙に納得。笑
まあ、兎に角、
きたのさん
と、名前をつけたので、
頑張って、共存させていただきたいと思います。笑
私の、くだらぬ話が長くなりましたが、
先月から、マンドリンをやっておられる方の
レッスンをしています.
もちろん、私がマンドリンを教えれる訳もなく、苦笑
私は、音楽的な部分についてのレッスン、
と言う形ですが、
楽器が違う分、表現方法が、異なる事が多く、非常に
私の勉強にもなります。
とかく、まず、擦弦楽器ではないので
ピックを使っての楽器、というのは
音を継続させるために、
擦弦楽器とは、全く異なる方法、努力が必要だという事。
そういう事は、
近くで接してみないと、分からない事ですね.
音質、響き方、いろんな事が、
私には新しく、
こういう事は、こう言えば、同じ事として、伝わるかなあ。とか、
いろんな事を、
いつもより、より思案して伝えなければならないので、
大変ですが、
音楽、として、
伝わって欲しい事は、結局同じだったりもして、
いろんな事が、いろんな風に繋がり、
楽しいです。
ツアー中に、
奈良での演奏の際、
二胡を習い始めた、という方が
聴きに来て下さいました。
大阪在住なのにも関わらず、
わざわざ奈良まで、見ず知らずの私たちの演奏を聴きに来て下さり、
大変ありがたく、
色々お話しさせていただきましたが、
聞くところによると、
その方が、習っているところでは
グループレッスンしかなく、
個人ではレッスンが受けられない、
というお話でした。
大人数でのグループレッスンを好ましく思っていない私としては、
何とも、言いようのないお話でしたが、
その方も、
上手くなりたいという意思が
はっきりと、おありの方なようで、
個人レッスンをしてくれるところを、探すのも、
時間の問題、と思っているとの事でした。
私個人の話ですが、
生徒さんには、やはり、上手くなってほしい。
というのが、常にある、意識、本音です。
それを、生徒さんに期待するのは、
私たちの教える喜びであり、レッスンを行う意義そのものであると思うからです。
ですから、
それが成就する方法であれば、
レッスンは、
極論、グループでも、個人でも何でも良いんですが、
私には、個人レッスンでしか、
そこをクリア出来る術がなかった。
と言う事だと思います.
とかく、
ハングリーで、好奇心おう盛な
アメリカ人や、ヨーロッパ圏の人々、
それに、中国や韓国の方々に比べ、
日本人は、自ら好んで、発言したり、アピールしたり、
という事の少ない人種だと思います。
そういう事も、
一斉レッスンで埋もれてしまう要因の一つだと、
昔、中国の先生が仰っていましたが、
ヴァイオリンも、昔は、日本でも
一斉レッスンが主流のような古い時代も
あったようですから、
二胡に関しても、
少しずつ、そういった体制が、
マジョリティーの意見に従い、
良い方向へ、変化するのだと思っています。
弓の持ち方、使い方、癖、音の出し方、
楽器の構え方、持っている楽器の特性、
弾く人の性格、演奏に関する長所や短所、
意識、得意分野、など、
誰一人、全く同じ人、というのは、いませんね.
特に弓の細かい使用方法というのは、
何度も、その人のウィークポイントを、
細かく、噛み砕いて、話し、促し、補足していって、
ようやく,少し、分かってくる、
というような道のりですから、
なかなか、万人に当てはまる言葉で、
説明、教授するというのは、
私には、難しい作業と感じます。
それから、
2年間ほど、病気でずっと、お休みされていた生徒さんが、
今月から、復帰される事になりました.
2年間、弾きたくても弾けない状態、
という事を、自分に置き換えて考えると、
もうそれは、
苦痛以外の何者でもないと思いますが、
そういう思いをされた方の
音や、楽器に対する、姿勢というのは、
本当に、何とも形容しようのない
清々しさ、というか、
そういうものを感じます。
私が、
毎日楽器を響かせれること、
いろんな人に、聴いていただけること
は、
本当に、奇跡のような事の連続なんだと、
そう、感じました.
いろんな方から、
いろんな事を、
お話ししたり、伺ったり、感じ取ったりして、
私自身も、
一つ一つ、成長させてもらっている事に、
感謝して、2013年、残り半年も
精進致したいと思います。