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無題

私事ではありますが、
5月の1日に、祖父が他界しました。
私にとっては、生まれたときから、側に居るのが当たり前のような
人でしたから、
今でも、どこかでまだ居なくなった事が心が分かっていないような気持ちです。
祖父は、とても頓珍漢な人でしたが、
その、頓珍漢加減が私には、とても心地よくて、
竹内家でも、ムードメーカのような人でした。
私が音楽家になりたい、といった時に
家族の中、ただ一人、
「もし,食いっぱぐれたら、わしが福山駅前で、一緒に流しをしてやるから、
大船に乗ったつもりで、頑張れ.」
と、賛成してくれた祖父でした。
そんな、祖父に今までの感謝の気持ちを込めて、
昨日の葬儀で、献奏をしました。
私を、音楽家として立たせてくれた祖父へ向けて
最後の、気持ちを伝えれる時だと思い、
演奏しましたが、実際は、途中から、涙が止まらず
さっぱり何を弾いたか、覚えてませんが.苦笑
私は、生きている。
生きて、音を出している。
いろんな人と、交わって、いろんな人と、繋がって、
いろんな人に支えられて、いろんな人に励まされ、時には叱咤されたり、諭されたりしながら
それでも、
まっすぐ、前を向いて生きている。
そういう、当たり前で、とても大切な感謝の気持ちを、改めて
祖父に教えられたような気持ちです。
大事な事は、ちゃんといつも、私の中にある。
さて、これから、
アンサンブルコンサートのリハにいってきます。
後5日.
私的には、すごいタイミングで、亡くなった祖父ですが、
それもまた、祖父の頓珍漢な感じが思われ、
しっくりくる、ゴールデンウィーク後半。
皆様、良きゴールデンウィークを。