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レッスンノート ヴァイオリン,二胡

さて、今日のレッスンで気付いたことがあったので、
書き留めておきたいと思います。
レッスンでは、様々な生徒さんが、
様々な問題提起をして下さいます。
もちろん、生徒さん自身にそのつもりがおありかどうかは、
分かりませんが、笑
私にとっては、
生徒さんの疑問に応えることで、
自分自身が、意識し直したり、
考え直したり、という運びになることも多々あり、
ですから、このブログは、
私のレッスンノートのようなものだと思ってます。
話を戻して、、、、
今日のレッスンで、ポジション移動(換把)についての話になりました。
以前、私はスケールシステムが、重要というお話をしたかと思うのですが、
例えば、その音階練習で、ポジション移動についてをマスターしたとします。
しかしながら、難しい曲になると、
スケール練習で学んだ時とは、全く違う運指や、移動のタイミングが
出てくることがありませんか。
今日のレッスンでは、
まさしくその通りのことが起こった訳ですが、
そうなりますと、
今まで、音階練習でマスターした、ポジショニングが、全く有効ではない、
ということになった感があります。
でもって、私の考えですが、
音階練習でのポジショニングは、
あくまでも、ガイドライン。
と考えるのが、良いかと思う訳です。
良く感じるのが、
これは、二胡の生徒さんに多いことですが、
ある調に対しての、ポジション移動が、
その調の音階の把握として習ったポジションでの移動以外、
動くことが難しい、ということです。
ですから、その調の音階としての
ポジション移動位置以外で動くと、
混乱を招くことになります。
例えば、F調での音階,ポジション移動を学んだ場合、
そのポジション移動に,D調やG調のポジション移動の動きが混ざると、
混乱する、
というようなことです。
しかしながら、
私がポジション移動をするとき、考えることは、
どのポジションで動けば、
一番、無駄が少なく、かつやり易く、
次につなげ易いか、
と言う点です。
ですから、あまり、音階に置けるポジションの移動位置に
こだわっていないといえます。
音階に出てくるポジション移動は、基本の動き方です。
一番、オーソドックスな動きだと思いますが、
実際、例えば、
2弦間を頻繁に行き来する場合や、
オクターブで下降、上降していくような特殊な音形、
かなりの高音域に於けるポジション移動、
急な跳躍する音がある場合には、
その、基本の動きを念頭に置いた上で、
もっとやり易い移動に改良するという作業が必要になる訳です。
自分の場合は、
大抵そういう部分というのは、
難しい場合が多いので、
何度も何度も反復する内に、
よりやり易い方法をあみだしている、といった感じです。
基本を知った上で、
自由度が増せば増すほど、
出来ることが増えるのは、
右手,左手の独立に限らず、
音符や、譜面の解釈、
調や、そういった細かなポジション移動の解釈にも、
同じことが言えるのだと、
改めて感じたレッスンでした。
生徒の皆様、今日も,お疲れさまでした。