ヴァイオリン、二胡レッスンブログ
4月も、あっと言う間に過ぎようとしております。
どんどん、着々と、過ぎていきます。
4月に入って、レッスンのお問い合わせを、たくさん頂いております。
有難いことですね。
やはり、4月というのは、日本人にとっては
新たな区切り、として
新たなことを始めたり、
心にずっとあったことを、やってみよう、と心決めるような
そういう、きっかけになるような月なんだなあ、
と、つくづく感じます。
しかしながら、現在私の仕事や、諸々の諸事情により、
生徒さんの受け入れを、制限しておりまして、
なかなか、いただくご縁を上手く繋げれないことも、しばしばで
申し訳なく思うことも多いのですが、
それでも。
ご連絡をくださった方々には、本当に感謝しておりますし、
もっともっと。
この先、またどこかで、いただくことになるであろうご縁も、
これまで頂いているご縁も、大事にしつつ、
レッスンも、演奏も真摯に取り組んでいきたいと、思っております。
今年は、2年に1回の発表会の年のため、
いろいろ、生徒さんたちと取り組むことが、多い年となりそうですが、
楽しみながら、一緒に頑張ってまいりたいと思います。
なお、発表会は、9月10日と決まりました。
お楽しみに!
さて。
4月から、ヴァイオリニストの知り合いの方が、
生徒さんとなり、二胡を始められました。
だいたい、音楽をされている方というのは、
飲み込みや、体得が著しく早いですが、
それが、同じ弦楽器、となると、まあもう。笑
素晴らしい、スピードです。
その生徒さんのレッスンをしていて、
強く感じることは、
大事なポイントが、どこにあるかを、
キッチリ分かっていることです。
まず、1回目のレッスンは、
私が、ほとんど、言葉を発して、誘導するまもなく、
ほぼ、開放弦のボーイングだけに、時間を取られました。
内弦と、外弦の移弦のタイミング、音質、手の動き、
弓先、弓元での、手や弓の使い方、動く軌道、
すべて、質問は、的を射た質問ばかりでした。
そうしてすべて基本的な、質問ばかりでした。
レッスンをしていて、ああなるほどな。
と思うことが、いくつかありましたが、
つまりは、
自分の出したい音が、頭の中に
はっきりあるんですね。
それが、ある人は、スピードが違います。
こういう音、こういう音質、こういう風に弾きたい、
また、こういうところが、嫌だな、違うな、おかしいな。
そういうことが、細かく、具体的にあればあるほど、
上手くなるスピードは、早いと言えます。
初めてレッスンをする生徒さんは、
よく、聞かれる質問として、
どのくらいで、〜が弾けるようになりますか?
ビブラートがかけたいのですが。
というものが、意外に非常に多いです。
こういう質問は、もちろん、気持ちは痛いほどよくわかります。笑
そうそう、そう思うよね。。。と思うんですが、
私はいつも、実は、返答にかなり困ります。苦笑
楽器を始める動機というのは、人によって様々です。
なのでいろんな人の、思いや、疑問は、それぞれ大切だと思います。
でも、もしも、
もう一歩踏み込んで、
この曲が弾けるようになるために、何を体得しないといけないかを考えたり、
ビブラートを、どういうところに使いたいのか、具体的な使いどころを、考えたりイメージできるなら、
そこには、また違った景色が、見えるのではないかなあ。
と、思います。
何しろ。
ヴァイオリニストの生徒さんに限らず、
生徒さんというのは、
私に、本当にいろんなことを、教えてくれます。
そうやって、私もまた、指導者としての経験を積んでいくのだなあ。
と思うにつけ、1回1回のレッスンを、大切に。と思う日々です。
新緑の眩しい季節がやってきます。
年を重ねると、
たくさんの思い出や大切なことがありすぎて
過去ばかり振り返りがちになりますが、
まだまだ、それは横に置いておいて
先をしっかり、見続けたいと思っています。