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ヴァイオリンと二胡

ヴァイオリンと,二胡をしていて
非常によく、聞かれる質問のうち、
ベスト3に入るのが、
『ヴァイオリンと二胡、どちらが難しいですか。』
というものです。
しかしながら、
この質問に私がまともに答えられた事は
かつて一度も無いと思います,,,
いちばん、まとも(と自分で思っている)な答えは、
『どちらも難しい』
です。。。。(答えになってない、、、、?)
もっといえば、難しさが
どちらも別のところにある、
といったら良いでしょうか。
例えば、
目に見えて分かる範囲で言えば、
楽器の構え方、ですが
ヴァイオリンは、
皆さんご存知の通り、
顎に挟んで、立っての演奏が通常ですが、
二胡は,膝に楽器を置いて、
座って弾きます。
この部分だけ見ると、
明らかに二胡の方が、
構えやすいといえると思います。
そういった、見た目にも分かりやすい事から始まって、
弓の持ち方,
音の出し方、
ヴィブラートの掛け方、
譜面の読み方、
音質の違いや、表現の仕方の違い、
など、
考えれば考えるほど、
同じ擦弦楽器という点を除いて,
全く別の楽器
と思った方が、
納得いく仕様になっている、
と思うほどです。
しかしながら、どちらも
知れば知るほど、
魅力が増す、
という点では、
しっかり一致してます。
って、これは、
どの楽器にも言える事ですね。