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ヴァイオリン,二胡 拍の話 続き

さて、今日でようやく全てのレッスンが終わり、
レッスン納めの日となりました。
明日からの3日間は、
明日は、朝演奏の仕事の後、昼から大掃除(あくまで,予定、、、)後リハーサル、
明後日は、朝大掃除(あくまで予定,,,,)で、昼から忘年会後,夕方から,リハーサル、
そうして、大晦日は、夜から信楽寺でのカウントダウンライブ、
ということで、いつもより、かなりのんびりしています。
それにしても、今年は
例年にない凄まじい年末でした。(まだ終わってないですが。。。)
でも、今年も,たくさんの新しい出会いや、
今までの出会いが深まったり,広がったり、
本当に素敵な一年でした。
いつも思うことですが、
私は、「教える」
ということを、生業としていますが、
レッスンでは、
私が,生徒さんたちから教わることの方が、
はるかに、多いのではないかな、と感じます。
当たり前になっているが故に、気付かないこと、
やり始めや,幼いが故の悩みや、
長年生きてきての経験の一言,
など、私が気付かされることが、
レッスンではたくさんあります。
そういう、色々な発見を与えて下さる
生徒さんたちに、感謝すると共に,
たくさんの生徒さんたちとの、ご縁に感謝して
来年も切磋琢磨,ご一緒にがんばって参りたいと思います。
という訳で,先日の重奏,及び拍の話に戻りますが、
拍子については、100%、
拍子やテンポを考えてから、弾き始めることをお勧めします。
オーソドックスな、4拍子、
4拍子よりも少しテンポ感の早い,2拍子,
ワルツのリズム、3拍子系、
8分の6拍子も、大きくは3拍子系ですね,
それらを,どのくらいのテンポで弾くのか、
ということを,考慮してから弾くと
最初は難しくても、
後々無駄なイージーミスを防ぐことが出来ます。
そういうイージーミスは、
例えば、8分音符の羅列後に、突如4分音符が,出て来た時に,
カウントがなされてない場合、4分音符も、8分音符と同じ拍の長さで処理してしまう、という事などが,挙げれます。
特に,二胡の数字譜の場合は、
5線譜のように、拍の長さの見分けがはっきりしていないため、ミスはよけいに増えると思われます。
そういう、拍やテンポ感に始まり,
どの音が,必要で、どういったアクセント,ディナーミックがついているか,
音のフレーズの山場は、どこか、
等を,考えていくことで、単調な面白みのない演奏を回避することが出来ます。
そうして、基、重奏に関してですが,
先日,某知り合いミュージシャンが、
重奏に関して、こう、興味深い発言をしていました。
「誰かと,重奏、合奏をする時、一番大切なことは、
相手を思いやる
ということにつきると思います。
自分の音だけでなく,相手が,周りがどういう音を出しているのか、
どんな風に出しているのか、
それに対して自分は,どうコールするのか、
そういう,相手への思いやりが、素晴らしい合奏を紡ぐと、
私の師匠が仰っておりました。」
素晴らしい名言だと思います。
自分が,上手くなる喜びはもちろんのこと、
人と合わせて一体感を感じる喜びは、
何者にも代え難いものがあると感じます。
来年も、そんな、音を通じてのたくさんの喜びが
皆様を包みますよう。
どうぞ,良いお年をお迎えください。
最後に、
今まで,数々の生徒さんが,レッスンを録音
ということは,あっても,
録画、
ということは,一度もなかった中,
とうとう、強者の生徒さん出現。
今年最後のレッスンを収録された、生徒さんをご紹介。
ミスター、門田。

レッスンに対して,大変意欲的な門田さん。
いつかは、オーケストラをバックに演奏されるとのことで、
今後の発展が楽しみです!!
先日、自ら魅入られてご購入された
緑壇の二胡とともに、パシリ!!

生徒の皆様、
大変お疲れさまでした。