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新年あけましておめでとうございます。二胡、ヴァイオリン

2016年となりました。
年末に、ラストのアップをしようしよう、と思いつつ、
結局バタバタで、年を越してしまいました。
今年は、大晦日の信楽寺のカウントダウンライブから、
深夜帰宅後、準備をしてそのまま、4時半出発で、愛媛へ新春演奏、
2日目は、同じく、5時半出発で宇部での演奏、
と、
かなりハードなスケジュールでしたが、
無事に、年がこせてほっと一安心。
お陰様で2日には、宇部での演奏帰り、
初の防府天満宮へ、初詣まで出来ました。
本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、
今日は、またもや宇部で、とある政治家の方の
パーティー演奏の予定でしたが、
ここ2、3日の政治状況で、緊急延期となったようで、
お昼の演奏を終え、家でゆっくりしております。
今年のレッスンはじめは4日でした。
今年も、楽しく、
反復を楽しんで、新しい事を楽しんで、
イレギュラーな事を、
保守的にならず、受け入れれるレッスンでありたいなあ、と思っています。
今日のお昼の演奏では喜洋々という曲を、演奏しましたが、
この曲、中国で春節のお祝い時期やお祝い事で演奏をされる曲、ということですが、
Aメロは、リズミカル、
Bメロは、伸びやか、
という典型的な、
AメロBメロで、対照的な役割のメロディー構成となっています。
つきましては、
Aメロでは、
なるべく、弓のスピードを使って、
発音をはっきりさせること、
それによってリズムが、はっきりとでる事、
リズムが弓の都合でよれない事、
また、Bメロでは、
なるべく弓をゆったり使って、
音にアタック音が生じすぎぬようにする、
音の伸ばしの抑揚を意識した弓使い、
弓の返しを滑らかに、
というような事が、ざっくり意識する違いとして、でてきます。
左の動きは、
リズミックなメロディーのときには、
リズム重視のはっきりした動き、
メロディー重視の時には、
例えば、ヴィブラートや、滑音などの
音の推移を重視した動き、
となります。
曲を弾くときは、いつも、
こうやって、
大きな分類から、始まって
細かく細かく、弾き方を、枝分かれさせていきます。
ですから、
どれだけ、枝分かれさせれるか、
牽いては自分が出来る事の種類を増やす事が出来るか、
という事が、
演奏のヴァリエーションを増やす為には、
大変、重要になります。
それに加えて、
自分の楽器の特性や、
自分の癖、弾き方の偏り等も、
チェックして、考慮しておきます。
それに、演奏のときは、
大抵、道中に
最後まで弾ききるイメージトレーニングをします。
年末年始、
そんな事を、実践しつつ、また、考えながらの、演奏帰りでした。
長く、楽器に関わっていると、
例えば、倦怠期や、やる気が削がれてしまう時期が来たり、
気が向かなかったり、また忙しくて楽器を触る時間が取れなくなったり。
そういう事が、必ずありますね。
生徒さんたちを見ていて、今まで
そういう時期に直面している生徒さんを、
何度も見てきました。
もちろん、辞めてしまう人も居ますし、
それは、人それぞれの選択です。
私は、楽器を弾く事を
辞めたいと思った事はないにしても、
何の為に弾くのか。
という事を、考えて悩む時期というのは、
とても、たくさんあるように思います。
大義名分が在って、音楽をしているわけでもないですし、笑
楽器に向き合えば合うほど、
大変だったり、面倒な事も、多々あります.笑
でも、
沢山、あるようで、ない。
これが、私がいつも感じている事です。
いろんなことは、
常に、進んで、溢れ、どんなことでも、あるように感じます。
でも、実際は、一つしかない。
どんなことも、
出会いだったり、ご縁だったり、タイミングだったり、
そういうことは、そこら中に、落ちているようなものではなくて、
その時、拾えなかったら、もう一生、合うこともないような、
そういう連続で、今の自分がある。
ことしも、
そういった、一つ一つの粒を大切に、
進んでいきたいと決意新たにした新年でした。
今年は、当面の間、
新しい生徒さんをお受けする予定はないですが、
今のレッスン、それから、演奏、音楽に関わる事全て、
大事に進んでいきたいと思います。
本年も、皆様にとって、素晴らしい1年となりますように。