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楽器が近所迷惑、といわれる。

先日あった発表会の打ち上げの席で、
ある生徒さんが,
「みなさん、一つ聞いてみるのですが,自分は,仕事が終わって帰宅後に練習,となると、深夜になる場合が多く,そんな中練習を重ねたところ、
ご近所さんから,苦情が来たのですが、皆さんはどうしておられますか。
何か,いい方法はないでしょうか。」
という画期的な(?笑)発言をして、
それまで各々でおしゃべりをしていた打ち上げの場は、
一気に,騒然とし、
みんなで意見を言い出し合う、という、
ディスカッションのような感じに一転して、笑
非常に楽しかったのですが,
やはり、これに悩むのは
楽器をしているものの,性ですね。。。。
皆さん,苦労しておられるようでした。
一番に上がったのはやはり、
弱音器を付ける。
というものでしたが、
弱音器の音色では,満足できない、
という、生徒さん。
消音効果をねらうと、
どうしても、楽器自体の響きは
削いでしまいますから、
気持ちは,よく分かります。
その後も,なんだかんだと話しましたが,
結局巡り巡っての話は、
壁を、毛布のようなもので覆う。
というとこに,発展し
そこから、
部屋の中に,テントを張ってその中で練習を、、、、
ということになって、、、、、、、
うーん、、、
やっぱり、カラオケボックスとかしか,ないかぁ、、、、、
というところに落ち着いたわけですが。
この問題は、非常に難しい問題のうえ、
楽器をするものにとっては、
切っても切り離せないことです。
しかし,一度名指しで苦情が出てしまうと,
お互い神経質になってしまい,よけい音が出しづらくなります。
生徒さんによっては,
気候の良いときは、平和公園で練習する、
という強者もおられますが、気候の良い時に限定されますし,
なかなか,誰もが出来ることでもありません。
私が考えるに、
夜などは,必要最低限の音量で練習をこなし,
お休みの日のお昼に、たっぷり弓や音量を取る練習をする,
というように、仕方を分ける,
というのが一番無難なような気がします。