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ホン

ネンシニ、オトナガイシタ
ホンノカズカズヲ、

ヨミフケリ、
シンヤガスギル。

トイウマイニチ。

イカンセン、
ヨルハ、
ミカンダケデハ、
ヒエル、、、

トイウワケデ、
ユウハンヲ
ショクシテナカッタコトモアリ、

サキホド、
コトシハツ マトモナリョウリ、
ヲ、

シンヤ0ジカラ、
カンコウ。

サムイノデ、
タベタクナッタ、
トンジル。

ソレヲタベツツ、
フタタビ、
ドクショニフケル。

モウヒトツ、
ドクショガタノシメルノハ、

オンガクナカマノ、
ピアニスト、ヨシノタエサン

コトシノ オタンジョウビニ 
クレタ、
ステキナ
ブックカバーニモ、ヨル。

ワタシゴノミノ、
コノ、
ウツクシイハナヲ アシラッタ、
クロト、
アカノ
ブックカバーヲ
カケ、

ヨムノニ
ツカレルト、

タマニ
ホンヲ トジテ、
カバーヲミナガラ、

ホンノ ナカミヲ
サイコウシ、

マタ、ヨミフケル、

トイウペース。

タエチャンニハ、
マイトシ
カンシャ。

キョウヨンデイルモノハ、

米原万里

『打ちのめされるようなすごい本」文春文庫

ネンシ、イナカデ
ヨムホンヲ
ナニモ モチアワセテイアカッタ
ワタシニ、
ハハガ、オモシロイトイッテ

カシテクレタ、
コノ、サクシャノホンニ、
ハマッテ、

ネンシノ オトナガイデ、
コノサクシャノホンヲ、カイコム。

ソノナカノ1サツ。

2006ネンニ、
サクシャハ、ナクナッテイルガ、


マサニ、ニッポンノソンシツ。

トイッテモ、カゴンデナイヨウナ、
ロシアゴノ、ツウヤクカダッタ
カノジョノ、
ウィットト、ユーモアニトンダ、
サイノウハ、 

ヨンデイルホンノナカニ、
ムスウニ
チリバメラレテイル。

キョウハ、

シカリ

トオモッタブブンヲ、バッスイ。

×月×日

モスクワの街に初めて登場したときはニュースになり長蛇の列ができたマクドナルド店がすっかり風景に溶け込んでいる。世界中どこへ行っても同じ味をマニュアル通りのサービスで提供するというのが気味悪い。市場経済の文化を画一化していく能力は、社会主義の洗脳よりも強力なのかもしれない。
二年ほど前、南仏のミヨ市で、建設中のマクドナルド店を農民たちが襲撃すると言う事件が起きている。日本でもニュースになった。この時逮捕された農民ジョセ、ボヴェと、フランソワ、デュフールへのインタビューが本になった。『地球は売り物じゃない!ージャンクフードと闘う農民たち』(聞き手ジル、リュノー 新谷淳一訳 紀伊国屋書店)。
翻訳がやたら硬いせいか、怒りに満ちた二人の言葉がむやみに,激烈なせいか、決してすらすらとは読み進めないのだが、それでも途中でおっぽり出せない不思議。多分『襲撃事件』に農民たちを突き動かした戦慄すべき現実があまりにも馴染みの風景だからだ。
農業がほとんど工業に成り果てて、人々の健康に直結する食べ物づくりが生産性至上主義に貫かれていくプロセス,それにともない狂牛病、ダイオキシン、遺伝子組み換え作物などの脅威が日常化してきているのも。日本と全く同じだ。
多国籍資本の食糧生産と流通に対する支配が強まるほどに、農業が本末転倒していく無数の具体例が、波状攻撃のように、次々と示され、近未来人類壊滅の図がまざまざと浮かんでくる。
農民だけでなく、現代人すべてに生き方の転換を迫る。もっとも、人類が滅びた方が、地球にはいいかも。

(週刊文春 2001、6、28)

トニカク、
ドノホンモ、
オモシロイ、

トクニ、

ツウヤクカユエニ、
ワカル、

ニホンゴガ
モツ、ブンカト
スバラシサ、
ソレニ、ムトンチャクデアル、
ニホンジンノ、カンカク

ハナシハ、
キョウミブカク、
ヨンダ。

フダン、ホトンド、
エッセイヲ
ヨマナイノダガ、

エッセイニハ、
フィクションニナイ、
シンジツミ
ト、
ユーモア
ガアル、
ト、

アラタメテ、
ツウカン。

コンゴ、
サラニ
ヨミタイホンガ
フエル、

トイウ
ヨロコビト
イチマツノ フアン
ノナカ、
シュウシン。