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二胡 レッスンとポジション移動について

今日は,満員御礼、朝から晩まで,ひっきりなしにレッスンでした。
最後のレッスンが終わったのは,ほとんど23時。
朝は,10時からだったので、へとへとでした、、、、
さすが、発表会が近いと、皆さん気合いの入り方が違う、
と思いきや、、、、
私の生徒さんたちは、今年は
割とマイペースな方が、多いかと、、、笑
それでも、今日は、
レッスンで、
レッスン室に鍵盤楽器がない場所での
レッスンだった会場での生徒さんが、
自ら伴奏用に、と、キーボードを持参してのレッスン。
素晴らしい。
ちなみに、もっと すごいことには、
その生徒さん、
「曲に合うと思って、、。」
と、もう一つ,楽器をお持ちになられました。
ズバリ,その楽器は、、、、
ウィンドチャイム。
ご存知でしょうか。
しゃららら〜ん、という、あれ、です。
、、、、笑
ですので、私は、キーボードで伴奏しながら、
途中、片手で、ウィンドチャイムをかき鳴らす!!
、、、という、離れ業のレッスンをこなしました、、、、。
楽しかったです。笑
発表会当日も、お持ちになるそうなので、
そのときこそ、鍵盤はピアニストに、お任せして、
ウィンドチャイムに、専念して参りたいと思います!
ちなみに、キーボードや、ウィンドチャイムを、お持ち帰られるのに
頭がいっぱいで、その生徒さん、
大事な二胡を
忘れて、帰られました。苦笑
発表会の曲となると、
どうしても、音域を広げた曲を選ぶため、
二胡の、ポジション移動に
重点を置いたレッスンになります。
私が、言うのはいつも同じことです。
指、
ではなく、

を、意識してシフトさせること。
一点は、全体 であり、
全体は、一点 なわけです。
指の動きは、重要ですが、
そこにばかり集中すると、
手は、元の位置に置き去りになり、
その後で、他の指を押さえる時になって、
音程が、違う、ということが、起こります。
逆に、手全体を動かしても、
指の位置が、不明瞭だと、
結局正しいシフト,音程は出せません。
それらを、うまく成立させるには、
何より、力ではなく腕の重さで、手をシフトさせること、
棹を握らないことです。
緊張すると、手に汗握ってしまい、
上手く、移動が出来なくなる、
ということを良く生徒さんから聞きます。
確かに、緊張すると、
汗で、べたべたになり、ポジション移動がしにくくなります。
これは、慣れ しかないような気がします。
私も、自分的に大きな演奏など、緊張する演奏では、
手に汗握ってしまうことがありますが、
それでも、棹をにぎってさえいなければ、
どうにかなります。
生徒さんの中には、
滑り易くするために、
お三味線などで使う指すりのようなものを付けたり、
パウダーを使用されている方もおられますが、
私は、そういうたぐいを使用したことはありません。
そういうものを、使用するには、
二胡は
音程の感覚があまりにも、細かすぎる気がして、
逆に、難しくなる気がするからです。