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二胡 弾き方

毎日暑い日々が続きます。
今日は、先ほどまで深夜リハーサルでした。
本番が増えると、当たり前ですが
それに伴い、リハや、練習時間が増えます。
というわけで、なかなかブログの更新が出来ない日々でしたが、(言い訳,、、)笑
皆さんは、練習というのは
どのようにしておられるでしょうか。
今日は、その
練習方法について少しご紹介してみたいと思います。
二胡の練習をする際、
私が、良くピックアップしてする事の中に、
換弦練習と、高音練習があります。
二胡は、弓が内弦と外弦の間を通っているため、
換弦をするのが難しく、
そのため、慣れやスキルが必要になります。
その、換弦の感覚を養うのに
割と頻繁にただ、換弦を繰り返す、
という練習をします。
この時気をつける点は、
手首をリラックスさせること、
なるべく柔らかく、音の切れ目なく換弦すること、
音質、音量を一定に保つ事、
ダウン始まり、アップ始まり、
内弦始まり、外弦始まり、
使用部分を、弓先、弓もと、中弓、に固定する、
など、
出来るだけ、出音の質と、自然な感じ、
それから、バリエーションに富んだ方法、
を、念頭に入れています。
もう一つ、高音練習については、
ひたすら、高い音を
全弓で、のびのびと一番響くように
弾く練習です。
もともと、高い音になると、
音を出すのが、難しく、
それぞれの楽器の特性もあって、
他の音に比べて、
どこか、出にくい音があったり、
はっきり、太いラインが出なかったり、
と、色々気になる事が出てくることが、あります。
普通に曲を弾いたときでも、
なかなか高音ばかり弾く事は少なく、
よって、意識して高音を出す練習を
しないと、
楽器自体が高音を響くようにも
持っていけない、ということでもあります。
思うに、
どういう練習をするときにも、
大事なのは、
何を身につけるために
どういう練習を行うか、
という事を、明確にする事だと思います。
それがなく、ただ だらだらと、
曲や、練習曲を通す練習というのは、
なかなかの時間の浪費、
という気がします。
でも、、、
なんか、、、、
通しちゃうんですよねぇ、、、、
というのも、
分からなくもないですし、
『曲を通す』、と言う点での
達成感は、もちろん味わえるので、
全く無駄、というわけではないかと思うんですが、、、笑
通し練習は、
練習の最後に、一度
緊張感を保って通す、
というのが、私の理想です。
ちなみに、換弦練習のときは、構わないかと思いますが、
高音練習の際は、
必ず弱音器のない状態で、
しっかり楽器を響かせる事が、
大切です。